ピョン・ヨハン(『サムシクおじさん』『ミセン-未生- 』)の最新主演作『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、次々と衝撃的な事実が明らかになり、見始めたら止まらなくなるミステリー作品だ。スリル満点なこのドラマのせいで、最近寝不足気味である。

 遺体が発見されない不可思議な殺人事件の犯人に仕立てられ、前科者となった青年が、11年後に真実を明らかにしていく姿を描いていく本作。原作は、ドイツでベストセラーとなったネレ・ノイハウスの小説『白雪姫には死んでもらう』である。

 韓国MBCでの放送は、回を追うごとに視聴率が上がり、第13話の視聴率は8.6%と好調だ。日本ではU-NEXTなどで配信されている。(以下、一部ネタバレを含みます)

■ピョン・ヨハン主演ミステリー『白雪姫には死を~BLACK OUT』

●『白雪姫には死を~BLACK OUT』ストーリー

 裕福な家庭に育ったコ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)は、大学入試が終わり、両親が不在中の自宅に、仲のよい同級生たちを招いて酒を飲む約束をしていた。ところが彼女であるパク・ダウン(ハン・ソウン)の態度に気分を害したジョンウは、友達との約束をキャンセルし、自宅でひとり泥酔してしまう。

 その晩、ダウンと同級生のボヨンが、ジョンウの両親が所有する倉庫で何者かに殺害される。しかし、血の海の現場に、2人の遺体はなかった。その夜の記憶がないジョンウは、警察から犯人と断定、自白を強要され刑務所に収監されてしまう。

 11年のときが経ち、出所したジョンウは、幼なじみのヒョン・スオ(イ・ガソプ)が描いた絵を見て、隠された真実を明らかにするために奔走する。

 同時期に、ジョンウが住む町の警察署に赴任したノ・サンチョル(コ・ジュン/『浮気したら死ぬ』)は、鋭い洞察力と行動力でこれまで凶悪事件を解決してきた実力の持ち主だ。彼は11年前の「遺体なき殺人事件」に疑問を感じ、調査を始める。

 果たしてジョンウは、身の潔白を証明することができるのか。

●作品情報

『白雪姫には白雪姫には死を~BLACK OUT』

[2024年/全14話]演出:ピョン・ヨンジュ 脚本:ソ・ジュヨン

出演:ピョン・ヨハン、コ・ジュン、コ・ボギョルキム・ボラ

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