『トンイ』や『太陽を抱く月』など、子役時代から秀でた演技力で視聴者を魅了してきたキム・ユジョン。そんな彼女が、幼少の頃のつらい経験がもとで、美しすぎる容姿とは裏腹に、冷酷に振る舞う女性を演じる『親愛なるX』が、ディズニープラス スターで独占配信中だ。
共演は、『ペントハウス』シリーズや『損するのは嫌だから』などで大人気のキム・ヨンデである。(以下、一部ネタバレを含みます)
■キム・ユジョン、キム・ヨンデ共演ロマンス・サスペンス『親愛なるX』見どころ
ペク・アジン(キム・ユジョン/『マイ・デーモン』『雲が描いた月明り』)は、幼い頃、両親から愛情の代わりに暴力を浴びせられ、それに耐えて生きてきた。父(ペ・スビン)の再婚相手の息子であるユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)は、そんな彼女を一生守っていくと誓う。
周囲の人間をうまくコントロールして、自分の足かせとなる「Xたち」を次々と排除するアジンを、高校時代の同級生は「人の顔の仮面をかぶった悪魔」と呼ぶ。本当の愛を知らず、自分を守るために、他人を利用することに罪悪感を抱くことなどないアジン。
そんなアジンに、本当の悪になってほしくないジュンソは、それを阻止しようとする。
しかし、ジュンソの想いすら疎ましく感じるアジンは、ジュンソを切り捨て、自分を高く評価し、絶大な力をもつ芸能事務所社長(キム・ジヨン)のもと、トップスターになる道を選ぶ。果たして、アジンは思い通りの人生を歩んでいけるのだろうか。
キム・ユジョンは、これまでの清楚なイメージを一掃し、背筋も凍りつくほど恐ろしい悪女を演じる。特に足かせとなる「Xたち」が地獄へ墜ちていくときに見せる、不敵な笑みを浮かべるアジンの表情が不気味すぎる。
キム・ジフン、ファン・イニョプなど、特別出演として登場する豪華な俳優陣にも注目だ。
演出は『ミスター・サンシャイン』『Sweet Home-俺と世界の絶望-』シリーズなど、数多くのヒット作を生み出したイ・ウンボクとパク・ソヒョンが担当、脚本はチェ・ジャウォンと、原作の同名ウェブトゥーンを執筆したパン・ジウンの共作である。
●配信情報
『親愛なるX』ディズニープラス スターにて独占配信中
[2025年/全12話]演出:イ・ウンボク、パク・ソヒョン 脚本:チェ・ジャウォン
出演:キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフン、イ・ヨルム、キム・イギョン、ペ・スビン
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