大韓航空とアシアナ航空の統合のロードマップは、一応、進んでいる。マイレージの問題など、まだまだ調整は必要だが、今年の1月、仁川国際空港の利用ターミナルの統合が行われた。
これまでアシアナ航空は第1ターミナルを使っていたが、大韓航空と同じ第2ターミナルに移った。移転後、アシアナ航空でソウルに向かった。到着したのは第2ターミナルだった。空港内案内や看板類にもアシアナ航空が加えられていた。
■仁川国際空港でアシアナ航空が第1ターミナルから第2ターミナルへ移転、ほかの航空会社は?
しかし、話はアシアナ航空の移転だけで終わらなかった。アシアナ航空は、エアソウル、エアプサンという子会社LCCをもっていた。この2社は日本との間の就航便も多い。ロードマップでは、今後、大韓航空の子会社LCCであるジンエアーと統合されることになっている。しかし現時点ではエアソウル、エアプサンはひとつのブランドとして就航している。この2社は第1ターミナルを使っていたが、アシアナ航空と同じように第2ターミナルに移転するのかという問題も出てくる。
第1ターミナルと第2ターミナルの規模を比べると、第1ターミナルの方が大きい。当然、処理能力も高いことになる。ターミナル移転は、それに伴ってチェックインや荷物の積み込みなどの業務がある。そっくり移転して、第2ターミナルがパンクしないかという問題も出てきた。
その影響なのか、アシアナ航空と直接の関係がない航空会社のなかにも移転したところもある。仁川国際空港、そして各航空会社のホームページなどを見比べてもまだ揺れがある。
2026年3月初旬の第2ターミナル利用航空会社をざっくりとまとめるとこうなる。
・LCC/ジンエアー、エアソウル 、エアプサン 、エアプレミアなど
・FSC/大韓航空、アシアナ航空、日本航空、デルタ航空 、エールフランス航空 、KLMオランダ航空 、チャイナエアライン 、厦門航空 、ガルーダ・インドネシア航空 、ベトナム航空 、アエロメヒコ航空 など
「など」としか書けないのは、正確な情報がつかめないからだ。
たとえばエアプレミア。僕は2日前、3月21日のソウル発成田のエアプレミアを予約した。届いたeチケットには、仁川国際航空の第1ターミナルと記されていた。しかしいくつかの情報を見ると、エアプレミアは第2ターミナルへ移転と明記されている。
いったいどちらを利用するのか。当日にならないとわからない可能性が高い。これからまだ変更がありそうなのだ。
戸惑うのは旅行者だろう。どちらの情報が正しいのか判断に迷うケースも出てくる可能性も高い。
到着時はどちらのターミナルに着いてもそれほど問題はないが、気になるのは出発時だろう。第1ターミナルのチェックインカウンターに向かったところ、「今日は第2ターミナルです」などと案内される可能性がないわけではない。しばらくは少し早めに空港に向かったほうがよさそうだ。