BTSのメンバー全員が兵役を終え、約3年9ヶ月ぶりに7人が揃い、全世界のファンが注目する復活ライブイベント「BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG」が、3月21日(土)夜8時にソウルで開かれる。同公演はNetflixで世界独占ライブ配信される。

 ここでは、野外公演の会場となる光化門(クァンファムン)広場一帯について知っておいてほしいことを整理してみた。

■BTSカムバックライブが開催されるソウルの光化門広場

 光化門は朝鮮王朝時代、王様の執政と生活の場だった王宮、景福宮(キョンボックン)の正門のこと。そして、門の前から南にのびる世宗大路西側の公園のようなスペースが光化門広場だ。日本で言えば、東京の皇居近くの日比谷公園に雰囲気が近いだろう。

 市民の憩いの場であり、コンサートや政治集会などさまざまなイベントが行われている。ドラマ『北極星』第3話で主人公(チョン・ジヒョン)が大統領選挙への出馬宣言をしたシーンもここで撮影された。

 光化門の北側の景福宮では外国人観光客がレンタル韓服姿で記念撮影に興ずる姿が見られる。ここはかつて日本植民地時代の朝鮮総督府庁舎が建っていた場所だ。当時の姿は、ファン・ジョンミンチョン・ウソン主演映画『ソウルの春』で見ることができる。庁舎は1945年の解放後、大統領官邸や博物館として使われていたが、1996年に撤去された。

三つの出入口があるのが光化門、その向こうが景福宮、手前左手は仮設ステージが設置されていたときの光化門広場(2019年撮影)
光化門の出入口から景福宮に入ったところ
博物館として使われていた朝鮮総督府庁舎があった頃の景福宮(1993年撮影)