Netflix大ヒット中のタイムスリップロマンス素晴らしき新世界』。ヒロインは、朝鮮王朝時代の悪女が、現代に無名の女優として生まれ変わったシン・ソリ(イム・ジヨン)。ソリの口調は完全に300年前のままなのだが、新聞をよく読みドラマを見まくって考え方は完全にバージョンアップしている。スマホも使いこなし、まさに現代生活に完全に適応しているのだ。(以下、一部ネタバレを含みます)

■『素晴らしき新世界』ホ・ナムジュン演じるセゲ、冷血な経営者からにラブロマンスの王子に

 シン・ソリは、チャイル財閥の後継者となっているBOJEI(ビーオージェイ)代表チャ・セゲ(ホ・ナムジュン)から愛されている。彼女はBOJEIのイメージキャラクターとなり、済州島(チェジュド)で広告写真の撮影を行った。その間にも、ソリとセゲは甘いラブロマンスに包まれるようになった。

 そんな済州島でソリは海女(あま)の女性たちと楽しい会話を交わした。その際、彼女は「コ・ドゥシムに似ている」と言われた。

 コ・ドゥシムといえば、実在する済州島出身の国民的女優であり、数々の女優賞も獲得している。とても気を良くしたソリは「今後はコ・ドゥシムを目指す」と強気な発言をするようになった。ドラマの中でこれほどコ・ドゥシムの名前がクローズアップされたので、もしかしたら彼女がカメオ出演するかもしれない。

 それはさておき、ソリは300年前の朝鮮王朝時代からタイムスリップしてきて、今や現代生活に完全に順応している。とはいえ、自分の立場をわきまえていた。セゲと深い関係になることをあえて避けたのだ。それはセゲの立場を考えてのことだった。

 案の定、セゲは、チャイル建設社長のチェ・ムンド(チャン・スンジョ)のさらなる奇襲作戦を受けている。チャイル財閥の後継者の座を奪おうとしているムンドは、「セゲが済州島で飲酒運転をしてひき逃げ事件を起こした」というデマを流した。これは完全なでっち上げだ。そこまでしてムンドはセゲを追い詰めようとしている。 

 しかし、セゲのピンチを救ったのがソリだった。彼女は報道陣の前で果敢にセゲの身の潔白を証明し、さらに「会社が慈善事業に積極的に乗り出す」という美談を作り上げた。

 経営のことまで口を出すソリの言動はやりすぎだが、それによって会社のイメージは一気に向上し、下落していた株価も急上昇に転じた。ソリはまさに会社の救世主になったと言えるかもしれない。

 こうしてセゲはますますソリへの愛情を深めていく。だが、彼は夢の中で、自分が朝鮮王朝時代に入り込んだような感覚にとらわれた。そのとき、ソリに似た女性が何度も夢に出てきた。

 目覚めたセゲは、大きな疑問を抱く。果たして、ソリの正体は何なのか。

Netflix『素晴らしき新世界』独占配信中 画像:SBS