Netflix配信ドラマ『鉄槌教師』が世界各国で大ヒット中で、日本でもランキング上位を快走している。この人気によって再び脚光を浴びているのが2022年制作の社会派ヒューマンドラマ『未成年裁判』だ。

『鉄槌教師』で教権保護局監督官ナ・ファジンを演じている主役キム・ムヨル、教育部長官チェ・ガンソクに扮したイ・ソンミンが、『未成年裁判』でも重要な役で出演している。また、両作ともホン・ジョンチャン監督が演出を手がけている。(以下、一部ネタバレを含みます)

■話題作『鉄拳教師』キム・ムヨル出演作、社会派ヒューマン作『未成年裁判』見どころ紹介!主演キム・ヘス、上司役はイ・ソンミン

 キム・ムヨルは1982年生まれ。ミュージカルで大活躍したあと、ドラマでも実績を積み重ねてきた。特に、『未成年裁判』で演じた温情派の判事で知名度を一気にアップさせた。

『未成年裁判』は、少年少女が引き起こす深刻な犯罪を題材としている。物語の主軸となるのは、法廷に立つ判事たちの人生観である。未成年の罪人たちをどう裁くべきか。それぞれの立場や信念が激しい火花を散らす群像劇に仕上がっている。

 主人公のキム・ヘスが演じるのは地裁少年刑事合議部右陪席判事のシム・ウンソク。犯罪をおかした未成年を更生させるために審判を下す判事なのだが、彼女の心には相反する感情が渦巻いている。非行に走る未成年たちに対して深い憎悪を抱いているのだ。その性格は極めて冷徹と言わざるを得ない。他者への妥協を一切知らず、常に孤高を貫いている。周囲との調和を求めることも決してない。

 それでも、彼女の行動原理の根底には揺るぎない確信が存在している。それは、法と規範に基づく絶対的な正義の追求である。私情をはさまず厳格に事実関係だけを見つめる。その仕事に対する執念が凄まじい。睡眠時間すら削り落とし、山積する事件記録を徹底的に読み解いていく。

 そんな彼女の同僚が、左陪席判事のチャ・テジュ(キム・ムヨル)だ。彼には人間的な優しさがある。社交性も備えている。それだけに、テジュはウンソクとの付き合い方に戸惑いが多い。それでも、彼は徐々にウンソクの原則を重んじる行動に理解を示すようになる。

Netflix『未成年裁判』独占配信中
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