Netflix配信の韓国時代劇『スキャンダル』では、ソン・イェジンが高官の妻であったチョ氏夫人に扮し、チ・チャンウクが風流貴族のチョ・ウォンを魅惑的に演じている。チョ・ウォンが危険な愛欲ゲームの標的にしたのが、名門御曹司の夫を亡くした未亡人のアン・ヒヨン(ナナ)だった。(以下、一部ネタバレを含みます)

■話題作『スキャンダル』の重要設定、朝鮮王朝時代の男尊女卑的な価値観を如実に示す「烈女門」とは?

『スキャンダル』の中で、アン・ヒヨンは周囲から烈女になることを期待されていた。この烈女とは、亡き夫の後を追って自害する妻のことである。朝鮮王朝時代の儒教社会では、烈女を崇拝する風潮があからさまに残っていた。

 確かに、上流社会において烈女が出ると、一家の前に「烈女門」を造ることが許された。それは、とても名誉なことだとされていた。

 しかし、アン・ヒヨンは烈女にならなかった。自ら命を絶つことを禁止していた天主教(カトリック)の信者だったからだ。

 そういう事情も知らず、彼女の姑は「烈女門」を造りたいがために執拗に嫁の自害を望んでいた。本当に人命軽視も甚だしいのだが……。

 このように、『スキャンダル』では「烈女門」が重要なキーワードになっていた。

Netflix『スキャンダル』独占配信中

●配信情報

[2026年/全8話]演出:チョン・ジウ 脚本:イ・スンヨン、アン・ヘソン クリエイター:キム・ジェジュン

出演:ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナ、ハン・ソナ