激動の時代を生き抜く人々を描く話題作『100日の嘘』がNetflixで配信中だ。日本統治下の京城(現ソウル)を舞台に、朝鮮総督府に密偵として潜入する京城随一のスリと、エリート通訳官が繰り広げるスパイロマンス。聡明で京城一の腕前をもつスリを演じるのは、『親愛なるX』『マイ・デーモン』『雲が描いた月明り』のキム・ユジョン。朝鮮総督府の政務総監の養子で、英語通訳官に扮するのは『未知のソウル』『ハイファイブ!』のパク・ジニョン(GOT7)だ。(以下、一部ネタバレを含みます。)

■Netflixスパイロマンス『100日の嘘』パク・ジニョンvsキム・ユジョンの攻防が見どころ

『100日の嘘』第1話のオープニングでは、神社を参拝する人々や、町を監視する日本人警官らしき姿など、日本統治下の京城の映像が流れる。当時の街並みや人々の暮らしを想像しながら鑑賞できるのも、本作の見どころのひとつだ。

 ときは1932年、中国・奉天からの列車が京城駅に到着し、朝鮮総督府の政務総監、サトウ・シンイチ(チン・ソンギュ)がホームに降り立つ。米国メディアの特派員ユ・フィリップ(イ・ムセン)と妻のユ・ソラン(キム・ヒョンジュ)が出迎え、挨拶を交わす。

 実は、かつてシンイチに愛娘を殺害されたソランは、抗日団体「救国団」の一員となり、フィリップと偽装結婚していた。シンイチ暗殺の機会をうかがい、中国人に成りすまして13年ぶりに朝鮮に戻ってきたのだ。

 京城駅でそんなソランたちの姿を見つめる女性がいた。京城一の腕前をもつスリ、イ・カギョン(キム・ユジョン)だ。隙を見てソランの旅行鞄を盗んだカギョンは、停車中の列車に身を隠す。

 車内で少女を抱いた男性とすれ違いざまに、その男の財布まで盗むカギョン。英語で悪態をつくカギョンに、嫌みで応じた男。最悪の出会いを果たした2人だが、カギョンはのちに、その男がサトウ・シンイチの養子、ヒデオ(パク・ジニョン)だと知ることになる。

 そんな2人の再会の場となったのが、フィリップとソランの自宅だ。シンイチ暗殺を企てるソランだったが、次々と予想外の出来事が起こり、事態は思わぬ方向へと動き始める。

『100日の嘘』ロケ地、忠清南道・論山市にある「サンシャイン・スタジオ」
『100日の嘘』ロケ地、慶尚南道・陜川郡にある「陜川映像テーマパーク」