日本で韓流ブームが巻き起こって約20年。韓国ドラマの人気とともに歩んできた韓流エンタメ情報誌『韓国TVドラマガイド』の表紙を飾ったスターたちを、当時のエピソードなどを交えて振り返っていくシリーズ。
今回は、2018年10月発売の79号から2019年4月発売の82号までを紹介します。表紙の顔ぶれは実に豪華!“ラブコメ・キング”パク・ソジュン、煌めくパク・ボゴム、色香をまとうイ・ジョンソク、才能溢れるジュノ(2PM)と、現在の韓流を代表するトップスターたちが勢ぞろいしました。
■“ラブコメ・キング”のパク・ソジュン、“ピュアな年下男子”パク・ボゴム
79号(2018年10月発売)の表紙はパク・ソジュン。初公式来日(2015年4月)以来、幾度もインタビュー取材はしていましたが、表紙は初登場になります。
『魔女の恋愛』(2014年)、『彼女はキレイだった』(2016年)、『花郎<ファラン>』(2016年)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(2017年)など、数々のヒット作を乱してきたパク・ソジュン。
日本でも大ブームを巻き起こした『梨泰院クラス』(2020年)のパク・セロイ役も記憶に新しいですが、79号の取材時は“ラブコメ女王”パク・ミニョンと共演したオフィスロマンス『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)が日本で話題になり始めた頃。韓国では同時間帯の視聴率1位を記録して、パク・ソジュンは“ラブコメ・キング”と称されていました。
インタビューでそのことについて聞くと、率直に嬉しいと語り、「参加したイベントで、パク・ソジュンではなく、劇中のように“副会長”と呼ばれた」と笑って話してくれました。『梨泰院クラス』のセロイもそうでしたが、パク・ソジュンは役とのシンクロ率が高い印象があります。『キム秘書』で演じた副会長ヨンジュンとの共通点を聞くと「確実でないことより、確実なことが好きな点は似ている」と、完璧主義の一面をのぞかせていたことも印象的です。
BTSのV、チェ・ウシク、パク・ヒョンシク、Peakboyがメンバーの仲良しグループ「ウガウガファミリー」では兄貴分だというパク・ソジュン。ディズニープラスで配信中のバラエティー番組『IN THE SOOP フレンドケーション』でも、仲間思いで面倒見の良さが伝わってきます。
また最近では、韓国の大手食品会社「bibigo(ビビゴ)」の「王マンドゥ」「冷凍キムチ」の日本国内向けのTVCMに出演するなど、今や日本でも人気&知名度抜群! ハリウッドにも進出、さらに待望の新作ドラマ『京城クリーチャー(原題)』が韓国で2023年放送予定です。
80号(2018年12月発売)の表紙はパク・ボゴム。『雲が描いた月明り』(2016年)で大ブレイクした後、2年ぶりとなる待望の出演作『ボーイフレンド』(2018年)を特集しました。
書面インタビューでは、久しぶりの演技活動について「演技をするたび、面白さを感じると同時に難しさを感じる」と語るとともに、「これからも長く、俳優として良い作品を通じて皆さんと会いたい」と誠実なメッセージを送ってくれました。