〈3〉推し脇役
★チェ・ヨンジュン、キム・ジュホン、チェ・デフン、オ・ウィシク
気になる脇役といえば、チェ・ヨンジュンだ。『ヴィンチェンツォ』では主人公のビジネスパートナーであり、『悪の花』ではイ・ジュンギ演じる主人公を疑い続ける刑事役、『賢い医師生活』では救急医学科の助教役、『私たちのブルース』では氷店で高校生の娘を男手ひとつで育てる男を演じている。
実はボーカルグループ、7Dayz（セブンデイズ）の出身で、Mnetで「YJ」という名前でVJをしていたことも。ミュージカル俳優としても活躍しており、過去の経歴でも話題を集めている。
キム・ジュホンも、このところの躍進ぶりが目を引く。『ボーイフレンド』で、パク・ボゴム演じる主人公が慕う大らかなツブ貝専門店の店主を演じる俳優が、『浪漫ドクター キム・サブ2』のキム・サブをラ敵視する外科医ミングクと気づくまで時間がかかったほど。『サイコだけど大丈夫』では口の達者な出版社代表をコミカルに演じ、前述の2作とはまるで違った味を出していた。
『スタートアップ：夢の扉』ではヒロインの夢に影響を与えた亡き父を、『ドドソソララソ』ではヒロインが開いたピアノ教室に通う整形外科医を次々と話題作に出演。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の15話、16話には重要なキャラクターで特別出演。最新作『ビッグマウス』では腹の中が読めない政治家役を演じ、新たな境地を開いている。
チェ・デフンは、『愛の不時着』のヒロイン、セリの長兄で知る人も多いだろう。『怪物』では主人公の幼なじみで警察の庶務班長、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』ではカン・ギヨン演じる弁護士のライバル、『無法弁護士』ではチェ・ミンス演じるヤクザ財閥の右腕と、ひとクセあるキャラクターで、物語にスパイスを加える俳優だ。
そして、イ・ジョンソクのInstagramにも時折登場するオ・ウィシクも気になる名脇役だ。『女神降臨』でヒロインの姉とコミカルなロマンスを繰り広げる生真面目で純な担任教師役、『真心が届く～僕とスターのオフィス・ラブ！？～』ではユ・インナ演じる人気女優のマネージャー、『あなたが眠っている間に』ではペ・スジ演じるヒロインと同じTV局の先輩記者を演じていた。『ビッグマウス』ではイ・ジョンソク演じる主人公の友人弁護士役でまさかの……という反転も。
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