なかでも、次男のソンナム大君役のムン・サンミンは、ネクストブレイクスターとして人気急上昇中だ。2000年 4月 14日生まれで、名門の成均館大学演技芸術学科在学(現在は休学中)という経歴を持つ。2019年にWebドラマ『クリスマスが嫌いな4つの理由』でデビュー、『人魚王子:ザ・ビギニング』などWebドラマで注目され、ティーン層に知られるようになる。ハン・ソヒパク・ヒスンアン・ボヒョン出演のサスペンスアクション『マイネーム:偽りと復讐』では若手刑事ゴンピョン役を演じた。

 本作では、幼い頃にある理由で王宮を離れて育ったため、母への反発と思慕を胸に抱きながら、王位継承争いの中心になるという物語の重要な役どころを見事に演じきった。

 高身長でスタイル抜群、さらに知性も兼ね備えていて、女性視聴者の心をわしづかみにしたムン・サンミン。パク・ソジュンキム・ユジョンが所属する事務所、Awesome Entの売り出し俳優でもあり、今後の活躍が楽しみだ。

画像出典:ムン・サンミン公式インスタグラム(@_sangmxn_)

 野心を抱く側室ファン貴人(オク・ジャヨン)の息子で、ファリョン王妃の次男ソンナム大君となにかと衝突するウィソン君は、名子役出身でSF9として活躍するカン・チャニが演じている。2000年1月17日生まれで、大ヒットドラマ『シグナル』ではイ・ジェフン演じる主人公の亡き兄役、『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』では主人公夫婦の優等生な息子役と、すでに多くの作品に出演している。

 王妃の自慢の息子で病に倒れる長男・世子を演じたのはペ・イニョク。1998年4月4日生まれで、Webドラマ界のスターから地上波ドラマへ躍進中の新星だ。主な出演作に『キス妖怪~10回のファースト♡キス~』『九尾の狐とキケンな同居』『遠目には緑の春』など。ソ・ヒョンジン×ファン・イニョプ主演の話題作『なぜオ・スジェなのか』では、ソ・ヒョンジン扮するオ・スジェを慕うロースクールの学生を演じている。

 母親思いだが、ある秘密を抱える三男のケソン大君を演じたのは、「PRODUCE 101シーズン2」出身のユ・ソンホ。2002年 1月 28日生まれで、ファンタジー学園ドラマ『優秀巫女カ・ドゥシム~ソンヨン高校ゴーストバスターズ~』では高校生の幽霊役を演じている。大人気バラエティ1泊2日 シーズン4』に新メンバーとして加わることが発表され、ますます人気が出そうだ。