韓国では、キム・テヒチョン・ジヒョンと並び、韓国不変の三大女神といわれるソン・ヘギョ。そんな彼女初のNetflixオリジナル韓国ドラマである『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』が、Netflix日本ランキングの上位をキープし続けている(シーズン2も楽しみ!)。

 韓流第一次ブームから数々のレジェント級ドラマに出演してきたソン・ヘギョだが、振り返れば共演者もすごい。その時々の旬の人気俳優ばかりである。

秋の童話』ではソン・スンホンウォンビン、『オールイン 運命の愛』ではイ・ビョンホン、『フルハウス』ではRAIN(ピ)、『彼らが生きる世界』ではヒョンビン、『その冬、風が吹く』ではチョ・インソン、『太陽の末裔 Love Under The Sun』ではソン・ジュンギ、『今、別れの途中です』ではチャン・ギヨン……と、いや、もう美しすぎるラインナップ。『ザ・グローリー』でも、14歳年下の若手実力派イ・ドヒョンと共演している。

 前置きが長くなったが、今回は、そんなソン・ヘギョが、あのパク・ボゴムと共演して話題になった『ボーイフレンド』を“旅韓ドラ”として紹介したい。

■パク・ボゴムとソン・ヘギョ共演『ボーイフレンド』、キューバの出会いシーン

『ボーイフレンド』でソン・ヘギョが演じるのは、幼い頃から政治家の娘として窮屈な人生を歩んできた女性チャ・スヒョン。彼女がキューバ出張の際に、パク・ボゴム扮する一人旅を楽しむ自由で純粋な青年キム・ジニョクと出会ったことから、物語がぐぐっと動き出す。

 海外ロケシーンがある韓国ドラマのラブストーリーは、こうして異国でヒロインと男性主人公が運命的に遭遇する場面から始まるのがお決まりだが、数多ある作品の中でも『ボーイフレンド』のキューバのシーンは、ダントツの出来栄えだと思う。美しい旅先シーンの数々に旅情を掻き立てられる。

キューバ共和国の首都ハバナ 画像素材:PIXTA