■夫を救うべく戦う豪胆な妻！“塀の中のヒーロー”イ・ジョンソクとの夫婦愛を描いたサスペンスロマンス
あらぬ濡れ衣により、財界の大物をも震わせる稀代の詐欺師「ビッグマウス」に仕立てられた三流弁護士パク・チャンホ（イ・ジョンソク）の、生き残りを懸けた塀の中での戦いを描いた大ヒット復讐サスペンス。
人生の奈落に突き落とされた主人公チャンホが、窮地のなかで覚醒し、次第に塀の中のヒーロー、本物のリーダーとなっていく姿を迫真の演技で魅せたイ・ジョンソクが圧巻。そんな主人公を唯一信じ、叱咤激励しながら自らも危険な戦いに飛び込んでいく豪胆な妻コ・ミホを演じたユナの凛とした存在感も光る。
実は本作、演出を手がけたオ・チュンファンがキャスティングでもっとも悩んだのが、この、ミホ役だ。監督曰く、「かたい性格でありながら、ある人には天使のような存在であり、難しい状況を乗り越える突破力も持ちあわせた人物で、視聴者を説得するのが難しい役」で、ユナならうまく演じられるのではと考えていたところ、先にキャスティングが決まっていたイ・ジョンソクからユナを推薦され、確信したそう。
ユナも「ミホは人前では涙を見せず、泣くのはひとりでいるときだけ。感情を爆発させることなく、抑えようとする性格で、感情をコントロールするのが難しかった」と語っているが、期待を超える演技を見せ、2022年のMBC演技大賞で最優秀女性演技賞（ミニシリーズ部門）と、ベストカップル賞（with イ・ジョンソク）を獲得。夫を尻に敷くしっかり者で聡明な妻の姿、高校時代からの付き合いの夫婦の固く結ばれた絆に、胸が熱くなること請け合いだ。
そして、現在放送中の『キング・ザ・ランド』では、実力派演技ドル、ジュノ（2PM）とラブコメならではの丁々発止のやり取りを繰り広げているユナ。これまでとは違った“化学反応”に注目だ。
●『キング・ザ・ランド』ストーリー
ホテルや流通会社、航空会社などを傘下に持つキンググループの御曹司ク・ウォン。生まれながらにして優雅さとカリスマ性、知性と気品を兼ね備えた彼だが、たった1つ欠けているものがあった。それは母親の記憶。その記憶を取り戻すべく、キングホテルに本部長として帰ってきた彼は、ロビーのフロントデスクで笑顔をふりまくホテリエ、チョン・サランと出会う。笑顔を嫌う冷酷男子ウォンと、仕事がら作り笑顔が身についてしまっているサラン、真逆の2人のロマンスが始まる！
●配信情報
Netflixシリーズ『キング・ザ・ランド』独占配信中
［2023年／全16話］演出：イム・ヒョヌク『ライフ』『コッパダン～恋する仲人～』 脚本：チェ・ロム クリエイター：チョン・ソンイル『今、私たちの学校は…』『恋するパッケージツアー』
