高くなった韓国ホテル代を、飛行機に乗ったときに貯まるマイルで払えないだろうか。うまくいけばホテル代が浮く。

 そのためにはまず、飛行機に乗ってマイルを貯めることからはじまる。世界の航空会社は独自にマイレージプログラムをもっているが、アライアンス(連合)で共有している。(以下、価格などの情報は2024年11月時点のものです)

■航空会社のマイルを貯めたい!飛行機のチケットはどこで購入すればいい?

 僕はユナイテッド航空のマイレージプログラムにマイルを貯めている。韓国ではアシアナ航空、日本では全日空が加盟している。

 マイルを貯めるにはサブクラスを知る必要がある。サブクラスというのは、同じエコノミークラス内でわけられた運賃クラスで、マイルの加算率を左右する。

 しかし一般に航空券の検索サイトに入り、航空券の予約に進んでいってもサブクラスがわからないことが多い。マイル加算率がわからないのだ。しかし助かることに、韓国路線では、アシアナ航空がサブクラスを表示している。

 12月1日の成田国際空港から仁川国際空港までの片道運賃を見てみる。

【画像1】スカイスキャナーというサイトで、12月1日の成田国際空港発仁川国際空港に就航している航空会社を検索してみる。ここからアシアナ航空を選ぶ。

【画像1】

【画像2】すると、この航空券を販売しているMytripやTrip.com(トリップドットコム)といった旅行会社、そしてアシアナ航空が出てくる。ここからアシアナ航空を選ぶ。

【画像2】

【画像3】アシアナ航空の画面が出てくる。ここから最安値のjpy32,680円(jpyは日本円の意味)を選ぶ。

【画像3】

【画像4】すると、こんな画面になる。そこに書かれている「エコノミー(Q)」このQがサブクラスである。

【画像4】

【画像5】僕はユナイテッド航空にマイルを貯めているので、ユナイテッド航空のサイトからアシアナ航空にに入り、サブクラス別のマイル加算率を見ると、Qは75%だとわかってくる。

【画像5】

 ここから計算していくことになる。【画像4】で表記されているのように、成田国際空港と仁川国際空港の間は758マイル。つまり758マイル×75%で、568・5マイルが貯まることがわかってくる。