■『二十五、二十一』
●ここを見逃さない!
キム・テリとナム・ジュヒョクという主役カップルの魅力が際立っていた。2人が演じた主人公ナ・ヒドとペク・イジンの出会いから別れまでが、韓国の激動の時代をからめながら描いた展開が、涙が出るほどに良かった。
クライマックスの場面に関して失望する視聴者の意見が多かったと記憶するが、筆者は別の意見であり、余韻の残る最高のエンディングだったと高く評価している。また、心を震わせる名セリフも多かった。
●作品情報
Netflixシリーズ『二十五、二十一』独占配信中
[2022年/全16話]演出:チョン・ジヒョン 脚本:クォン・ドウン
出演(ドラマの役名):キム・テリ(ナ・ヒド)、ナム・ジュヒョク(ペク・イジン)、キム・ジヨン/ボナ(コ・ユリム)、チェ・ヒョヌク(ムン・ジウン)、イ・ジュミョン(チ・スンワン)
■『応答せよ1997』
●ここを見逃さない!
アイドルの追っかけに夢中になっているソン・シウォン(チョン・ウンジ/Apink)と、彼女に恋心を寄せるユン・ユンジェ(ソ・イングク)……。2人の「高校生活」と「その後の再会」が巧みな構成で劇的に綴られていく。
また、同級生たちの心温まる友情物語も冴えていた。特筆すべきは、コミカルな場面のセンスが抜群に良かったこと。おかけで、心地よく笑い続けることができた。
傑作ぞろいの「応答せよ」シリーズ。究極的に1つを選ぶとすれば、やっぱり『応答せよ1997』を選びたい。
●作品情報
『応答せよ1997』
[2012年/全16話]演出:シン・ウォンホ、パク・ソンジェ 脚本:イ・ウジョン、イ・ソンヘ、キム・ランジュ
出演(ドラマの役名):ソ・イングク(ユン・ユンジェ)、チョン・ウンジ(ソン・シウォン)、イ・シホン(パン・ソンジェ)、シン・ソユル(モ・ユジョン)、ホヤ(カン・ジュニ)、ウン・ジウォン(ト・ハクチャン)