老舗カードには一日の長がある。どれもコンビニですぐに使える。使える店が意外に多い。香港のグレート・ベイ航空というLCCに乗ったときは、機内で飲んだコーヒーの支払いにもオクトパスが使えた。長く使われているものだけに安定感がある。
僕の頭のなかは、交通機関は老舗交通系プリぺイドカード、夕食などは現金かクレジットカードという支払い方法で一応整理されている。そこに新しいカードを挟み込むことへの抵抗感はある。
韓国では稀にクレジットカードを受けつけてくれないといった情報がWOWPASSに走らせる要因かと思う。しかし日本発行のクレジットカードは、アジアの国々発行のカードに比べ、利用可能範囲が広いという。僕はこれまでクレジットカードで支払いができなかったことは一度もない。
カードの選択は、その人の韓国渡航頻度に辿り着く気がする。年に数回、ソウルを訪ねるタイプはWOWPASSは便利だろう。しかし年に1回程度なら、T-moneyカード+クレジットカードで問題ないように思う。やはりT-moneyカードは、地下鉄の券売機で簡単にチャージできるという強みがある。機械を探す必要もないし、どこも混んではいない。
WOWPASSの機械は今後も増えていくだろう。T-moneyカードのチャージの便利さと肩を並べるのはもう少し先? その頃、使いはじめても遅くはない。