■『広場』で黒幕の隠れ家のロケ地となった江原特別自治道・春川のグルメ、マッククス
『広場』の劇中、ギジュンが弟を殺害した黒幕の居場所を躍起になって探し回り、（京畿道・）楊平（ヤンピョン）の屋敷に隠れていることを探し当てる。打ちっぱなしのコンクリートの壁と、開放的な大きな窓が特徴的な建物だ。この場面の撮影が行われたのは、江原特別自治道・春川にある義林旅館という、森の中にある宿泊施設である。
『冬のソナタ』の舞台としても有名な春川だが、その春川の２大グルメを紹介しよう。
まずは、鶏肉を、キャベツ、玉ねぎ、さつまいもなどの野菜とともに甘辛いヤンニョム（薬味だれ）で味付けをし、鉄板で炒めるタッカルビだ。
タッカルビに並び有名なのがマッククスという麺料理だ。マッククスとは、そば粉を使った冷たい麺を器に盛り、ヤンニョム（薬味だれ）をかけ、薄切り大根の酢漬けや千切りのキュウリ、茹で卵などをトッピングしたものを、よく混ぜて食べる、いわゆる冷たい混ぜそばだ。
春川で初めてマッククスを食べた食堂で、女将が食べ方を教えてくれた日が懐かしい。そのまま食べてもいいし、好みでグラニュー糖、からし、酢をかけてもよし。
また、マッククスとともに提供されるトンチミ（水キムチ）のスープを器の半分ほど入れて、2本の箸を麺の左右に1本ずつ差し込み、もち上げるようにして混ぜて食べても美味しいという。 蒸し暑い季節にピッタリのさっぱりとして味わいに、思わず頬が緩んだ。
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