■財宝を狙う男役にキム・ソンオ（1978年生まれ）
『パイン ならず者たち』では遠洋漁業の元乗組員に扮している。血の気が多くコワモテだが、過去の経験から船を恐れ、自分から妻を奪った企業家であり財宝引き上げのスポンサーでもある会長（チャン・グァン）に対して複雑な感情を抱く男を演じている。
悪役が圧倒的に多いが、その路線を決定的なものにしたのは、ウォンビン主演映画『アジョシ』だろう。悪行を極め快楽に耽る臓器売買組織の幹部役はゾッとする怖さだった。また、映画『無双の鉄拳』では主人公（マ・ドンソク）を脅かす悪徳金融業者を、チョン・ドヨン主演映画『キル・ボクスン』では暗殺請負会社の幹部を演じている。
■財宝引き上げのスポンサーの妻役にイム・スジョン（1979年生まれ）
2000年代初頭から化粧品のCMやソ・ジソブ主演ドラマ『ごめん、愛してる』、イ・ソンギュン主演映画『僕の妻のすべて』などに出演し、純情娘や若妻のイメージが抜けなかったが、気が付けば彼女も40代後半。本作では元夫（キム・ソンオ）を運転手にして、富豪の現夫（チャン・グァン）を操る悪女を演じ、大胆なイメージチェンジで視聴者を驚かせている。
■木浦のチンピラ役にチョン・ユンホ（東方神起／1986年生まれ）
木浦の狡猾なチンピラ役には、東方神起のユンホ（1986年生まれ）が起用されている。ファン・ジョンミン主演の大ヒット映画『国際市場で逢いましょう』では、木浦出身の実在の歌手ナム・ジンに扮し二言三言だけ披露していた全羅南道訛りを、本作ではたっぷり聞くことができる。
●配信情報
『パイン ならず者たち』ディズニープラス スターにて独占配信中
［2025年／全11話］監督・脚本：カン・ユンソン 『カジノ』シリーズ、 『犯罪都市』（映画） 脚本：アン・スンファン『取り戻せない～失われた真実～』（映画）
出演：リュ・スンリョン 『キングダム』シリーズ、『エクストリーム・ジョブ』（映画）、ヤン・セジョン 『愛の温度』『浪漫ドクター キム・サブ』、イム・スジョン 『メランコリア〜僕らの幸せの方程式〜』『ごめん、愛してる』、チョン・ユンホ （東方神起） 『私たちの人生レース』 『メロホリック』、キム・ウィソン『トラウマコード』『W-君と僕の世界-』、キム・ソンオ『庭のある家』、イ・ドンフィ『捜査班長 1958』、キム・ジョンス『ムービング』
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