『悪縁』で共演したパク・ヘスイ・ヒジュンが再びタッグを組んだ『かかし』がU-Nextで配信中だ。

 本作は、パク・ヘスが人情味溢れる熱血刑事に、イ・ヒジュンが卑劣な手段をもいとわないエリート検事に扮し、連続殺人事件の真相究明のために協力しあうサスペンス。映画『殺人の追憶』と同様、韓国社会を震撼させた「華城連続殺人事件」という実在の事件をモチーフにしていることもあり、注目されている。(以下、一部ネタバレを含みます)

■パク・ヘス、イ・ヒジュン共演の話題作『かかし』、実話をモチーフにした大作の見どころは?

 2019年、大学で犯罪学を教えるカン・テジュ(パク・ヘス)のもとに、30年前に故郷のカンソンで起こった連続殺人事件の真犯人が捕まったとの知らせが届く。

 時はさかのぼり1988年、ソウルの警察からカンソンに左遷になった刑事のテジュは、久しぶりの故郷で高校時代に自分を執拗にいじめた同級生のチャ・シヨン(イ・ヒジュン)と再会する。シヨンは早急に事件を解決するために、刑事たちに自白させるよう強要し、罪なき人物を殺人犯に仕立てようとしていた。

 一方、テジュは未解決事件を調べるうちに、手口の共通点に気付き3件の事件は同一犯による連続殺人事件だと確信する。目撃者の証言から、犯人はかかしに扮装して待ち伏せしていることがわかる。

 犯人逮捕のための囮捜査に、テジュの幼馴染で新聞記者のソ・ジウォン(クァク・ソニョン)が名乗りを上げる。しかし、テジュが犯人に縛り上げられている別の女性を見つけた間に、ジウォンは犯人に頭を刺され重傷を負う。

 ある暴力事件で辞職に追い込まれたテジュだったが、連続殺人事件の真相解明のために、深い確執のあるシヨンに協力を求め、シヨンの力で辞職を免れる。こうしてテジュとシヨンは協力し合い、犯人逮捕に力を注ぐのだが……。

『かかし』U-NEXTにて独占配信中 (C)2026 KT StudioGenie Co., Ltd

『かかし』は従来のサスペンスとは異なり、途中で真犯人が誰なのかが明らかになることからもわかるように、犯人捜しをテーマにしていない。実際の「華城連続殺人事件」がそうだったように、上層部からの圧力で歪められた捜査により、冤罪を生んでしまった国家権力に警鐘を鳴らしつつ、数々の無念を余韻として残す物語となっている。

 常にテジュの心の支えとなるジウォン役のクァク・ソニョン、書店を営む兄弟を演じるチョン・ムンソンとソン・ゴニ、テジュの妹に扮するソ・ジヘなど、脇を固める俳優陣の迫真の演技が、物語をより際立たせる。

 演出と脚本は『復讐代行人~模範タクシー~』のパク・ジュヌ監督とイ・ジヒョン作家が担当する。

『かかし』U-NEXTにて独占配信中 (C)2026 KT StudioGenie Co., Ltd

●配信情報

『かかし』U-NEXTにて独占配信中(※毎週月・火曜、最新話更新)

[2026年/全12話]演出:パク・ジュンウ 脚本:イ・ジヒョン

出演:パク・ヘス、イ・ヒジュン、クァク・ソニョン、ペク・ヒョンジンユ・スンモク

(C)2026 KT StudioGenie Co., Ltd