去る7月31日に韓国・仁川で開催された第5回「青龍シリーズアワード」の大賞のプレゼンターとなったシン・ミナ。夫のキム・ウビンが主演男優賞にノミネートされていて会場にいたので、彼女が登場すると一気に注目された。新婚の2人は本当に人気者なのだ。
そんなシン・ミナが、今年前半『この恋、通訳できますか?』で注目を集めたキム・ソンホと一緒に主演したNetflix『海街チャチャチャ』は、まさに真夏の開放的な爽快感を象徴するようなドラマだ。何よりも、随所にあふれている「明るいエネルギー」がたまらなくハッピーな気持ちにさせてくれる。(以下、一部ネタバレを含みます)
■シン・ミナ&キム・ソンホ主演『海街チャチャチャ』海辺の町全体が運命共同体のようになっていて人々の情愛を実感させてくれる
癒し系ラブコメディの名作『海街チャチャチャ』で描かれているのは海辺の町コンジンである。ドラマ用に設定された架空の場所だが、その風景はどこを切り取っても風光明媚だ。
しかも、コンジンの情景は美しいだけでなく、どこか懐かしい抒情性に満ちている。耳を澄ませば、海と一緒に生きる人々の息遣いが微かに聞こえてくるかのようだ。
実際、ドラマを続けて見ていると、誰もが「いつかこういう町に住んでみたい」と思うに違いない。
この海辺の町でときめくようなラブストーリーが繰り広げられていく。
物語は、ソウルからコンジンへと移住してきた歯科医師ユン・ヘジン(シン・ミナ)の登場から始まる。彼女は大都会で人間不信に陥るのだが、救いを求めて訪れたコンジンが現実主義の彼女をゆっくりと生き返らせてくれた。
その際、見知らぬ土地でヘジンを助けてくれたのが町の人気者であるホン・ドゥシク(キム・ソンホ)だ。定職を持たない彼は、町の人々のあらゆる困りごとを見事に解決する便利屋である。
こういう展開でドラマはテンポよく進んでいくが、キム・ソンホとシン・ミナの相性がバツグン。「大人の爽やかな主役カップルはこの2人のこと」と素直に思えるほどだ。
さらに、このドラマを彩っているのがコンジンで暮らす人々のハートフルな存在。みんな底抜けにおせっかいで世話好きである。しかし、その根底には周囲を思いやる温かい親しみが込められている。