そこから歩いて2分ほどの再オープンしたユニクロに入ってみた。日本人客も少なくない。

「オープン直後にきたとき、まだペディンがあったけど、さすがにないね。もう8月だから。でもユニクロの防寒系は韓国人に人気だったんです」

 ペディンというのは、防寒アウターやダウンジャケットの総称だった。とくにロングダウンは、K-POPアイドルやタレントが着たことで人気が出た。足許までしっかりくるまれ、防寒性が高い。

「ユニクロは日本より高いんです。ペディンにしても、ローカルで1万円ぐらいのものがユニクロは1万5000円から2万5000円ぐらい。品質がよかったんです。日本はソウルほど寒くないから、そこまでの防寒具はいらない。それにソウルのほうが高いし。買ったのは韓国人。オープンのとき、ペディンがあったのは、韓国人を意識したんだなって思いました」

 店内には「UTIme!」もあった。韓国のデザイナーやイラストレーターの作品を使い、オリジナルのTシャツやトートバッグをつくることができる。ここもどちらかというと韓国人向けだという。

 オープンから3~4か月。店内はそこそこの混み具合だった。その人を見ると、やはり外国人が多い。韓国人が戻ってくるには、時間がかかるということだろうか。

ユニクロの商品は日本より高い。韓国人がどのくらい買ってくれるかがカギ?