2024.9.16 「監視されているんです……」駐在員の家族が集まるコンドミニアムで”ボス妻”からの被害を訴えるAさんだったが、次第に彼女の「狂気」が暴かれていく【夜街怪談第33回】 タイで偶然知り合った駐在員妻のAさん。同じコンドミニアムに暮らす日本人駐在員妻グループの「ボス妻」に監視されているという。だが……しばらく後、1本の電話から彼女の異変を感じる筆者カワノ。小さな違和感は急速に大きくなっていき……遂に発覚したAさんを巡る不可解な事実とは?
2024.9.14 村人115人がこつ然と姿を消した!エリザベス女王が命じた植民計画で何が?アメリカ開拓史で最大の謎「ロアノーク植民地集団失踪事件」とは? 「アメリカ開拓史上もっとも不可解な事件」とも言われる「ロアノーク島集団失踪事件」。幼児や女性も含めた植民地の島民115人が跡形もなく消え去り、その後の消息も不明。先住民に襲撃され壊滅、食糧不足で島を脱出、果ては「人肉食に走り全滅」なんてトンデモ説も飛び出す歴史ミステリーの真相とは?
2024.9.13 「天空の城ラピュタ」の人気キャラ・空中海賊の女親分ドーラに実在のモデルが!? 禁酒法時代のアメリカで暴れまわった「血まみれギャングママ」マー・バーカーの数奇な人生と悲しき末路 映画「天空の城ラピュタ」に「グーニーズ」、共通点は肝っ玉かあちゃんに率いられたギャング団が登場するところ。その「家業が強盗」な一家を率いる女親分のモデルになったのでは?とされる女性が実在した。禁酒法時代のアメリカで暴れまわった「マー・バーカー(バーカーかあちゃん)」の知られざる実像とは?
2024.9.12 コロンブスはアメリカ大陸発見の伝説的な冒険家か大量虐殺のクズ野郎か?両極端な評価がされるワケ【歴史上の偉人「通説のウラ側」第3回】 クリストファー・コロンブスといえば、「コロンブスの卵」の逸話で常識を打ち破る発想の持ち主として知られている。今でも「新大陸の発見者」として歴史教科書に載り、記念日まで設けられているが、どうもこの30年ほどで「過去のトンデモない悪行」がバレてきているようで……。
2024.9.8 「おカネ」に関する御利益ならおまかせ。京都の閑静な住宅地に鎮座する「御金神社」はゴージャスなたたずまい。【激レア神社行ってみた!/第3回】 「おカネ」に悩みは老いも若きも男性も女性も皆、アタマの痛いところ。そんな誰もが抱えるおカネの悩みに霊験あらたかな神社が京都の中心部にあるとか。しかも、金色(こんじき)に輝く鳥居が目印だという。いったいどんな経緯で鎮座ましましているのか?どんな方々がお参りしているのか? 「激レア神社行ってみた」第3回はみんな気になる「おカネ」の神社。
2024.9.7 都市伝説「エリサ・ラム事件」の現場は「客室すべてが事故物件」の呪われたホテルだった!10年で80人が変死!連続殺人鬼が長期滞在!100年前に誕生したホテルに何が起こったのか? 数々の都市伝説や陰謀論を生み、Netflixでもドキュメンタリー番組が製作された「エリサ・ラム事件」。旅行中のアジア系女性が突如、ホテルから失踪。残されたのは監視ビデオに映った怯えきった彼女の姿だけ。これだけでも不気味なのに、現場となったホテルは変死、怪死が続発の「呪われたホテル」だった──。
2024.9.7 左脳の機能を失った脳科学者が見た世界とは?私たちが「天才じゃない」理由は左脳にあった!【新しすぎる理科の教科書・第11回「頭を良くするテクノロジーはあるのか?」後編】 私たち誰もが「右脳」の中に「天才」を隠し持っている。だが、ほとんどの人が平凡な才能で一生を終えるのは、その機能を「左脳」が封印しているからだった!? 左脳を失った脳神経学者による”発見”やサヴァン症候群の研究からわかった、私たちの脳の不思議とは?
2024.9.6 「人間は脳の10%しか使っていない」は都市伝説だった!【新しすぎる理科の教科書・第11回「頭を良くするテクノロジーはあるのか?」中編】 人間の脳はまだまだ未解明な部分も多いのは確か。そんなイメージから「人間の脳は10%しか使われていない」「脳の未使用な90%が覚醒すれば……」なんて設定はありがち。でも、それって誰が言い出したの?その根拠は? 調べてみると、意外な人物の名前も出てきて「伝説」の裏側が見えてきた。
2024.9.5 「3歳児神話」はデマだった!ブームの「早期教育」の本当とウソ。絶対音感は大人になっても身につく!? 最新脳科学が解き明かす「人間の脳」の成長と限界【新しすぎる理科の教科書・第11回「頭を良くするテクノロジーはあるのか?」前編】 「早期教育で我が子を天才児に!」なんて見出しが躍ることがありますが、それって本当? 最新脳科学が解き明かした「早期教育」と脳の成長の真実。絶対音感も「RとLの使い分け」もおっさんになっても身に付けられる。なぜなら脳の柔軟性には限界がないから!?
2024.9.2 実話怪談とは語り手と聞き手の「共感」と「リアリティ」がカギを握る──ミステリ作家・青柳碧人と人気怪談師・チビル松村が迫る「語り芸」としての怪談の本質/『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』刊行記念対談【第3回】 いよいよ『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』刊行記念対談も最終回。青柳さんが「酒場で怪談を蒐集するコツ」を披露すれば、チビルさんはとあるタワマンで蒐集した怪談を語る。さらに、二人のお話は「怪談とは何ぞや?」「怪談の語り手と聞き手の関係性」など深いところまで……。
2024.9.1 「うち、事故物件ですけど泊まりに来ます?」(チビル松村氏)「えぇ……」(青柳碧人氏)対談中盤は二人が蒐集したとっておきの怪談も連発!/『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』刊行記念対談【第2回】 『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』刊行記念対談第2回は、青柳碧人氏、チビル松村氏それぞれが聞き取った怪談も飛び出し対談は白熱。「チビル松村」という名前の由来から、青柳氏が地方で怪談取材をするときのポイントなど、ここだけでしか聞けない話も数々。そして、最後はチビル松村氏から「ある提案」が……。
2024.8.31 ホラージャンルだけでなく、何かを創作したいクリエイターの方は必読の本ばかり。現代日本の「ホラー・ブーム」を見渡す4冊+α/電脳奇談的夏の課題図書② もはや「ホラー」や「怪談」は一過性のブームや「サブカルの片隅」ではなくなってきている。ここで紹介する4+1冊の書き手や登場するクリエイターの言葉は、これから何かを創作したい発信したいという人には「刺さる」ワードばかり。
2024.8.31 ミステリ作家・青柳碧人&若手実力派怪談師チビル松村/『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』刊行記念対談「実話怪談はクラフトビールに似ている」「幽霊が出なくても怪談は成立する」「不思議な出来事を『怪談』として成立させるポイントは?」──実話怪談の魅力を語り尽くす対談の第1回 無類の怪談好きだったミステリ作家・青柳碧人が、昨年刊行した実話怪談集第一弾『怪談青柳屋敷』の大好評を受け、今年はお盆真っ盛りに第二弾『踏切と少女 怪談青柳屋敷・別館』を刊行! 恒例となった刊行記念対談、前回の吉田悠軌氏に続き、今年は著者も大注目している若手実力派怪談師・チビル松村氏が登場。さて、どんな話が飛び出すやら……。
2024.8.30 SNSでバズった「19歳の美人暗殺者」ホセリン・アレハンドラ・ニーニョと麻薬戦争が生んだメキシコの女性暗殺者集団「ラス・フラカス」の悲惨な末路 「美しすぎる〇〇」は数々登場したが、メキシコにかつて実在したのは、なんと「美人すぎる暗殺者」! フィクションの世界なら美しい女暗殺者や女殺し屋は両手の指に余るほど思い浮かぶが、本当にいたとは……。しかも、今っぽいのがSNSで大バズリしたこと。一躍、有名になった彼女が迎えた悲劇的な末路とは?
2024.8.29 プーチンがNATOより恐れる呪術師とは?旧約聖書に描かれた呪術バトル!?インドでは今も年間100人以上が魔女狩りの犠牲に?古代から現代まで世界を震撼させた「本当にあった呪術事件簿」をまとめた必読の一冊『呪術の世界史』/電脳奇談的夏の推薦図書① 世は「呪術ブーム」なんだとか。確かに呪術師が主人公の『呪術廻戦』は漫画もアニメも大ヒット。大河ドラマに映画にと陰陽師の安倍晴明は出ずっぱり。呪物の展覧会には若い女性を中心にお客が殺到──確かに、これほど「呪術」というワードが一般的になったことは歴史上初なのかも。そんなタイミングで古今東西の「呪術の歴史」をまとめた一冊を発見! この夏の終わりに呪術の歴史を学び直すのうってつけの一冊をご紹介。
2024.8.24 数百万人の命を奪った最悪の偽書!「ユダヤ人による世界征服計画」が克明に記されたとされる捏造の議事録【シオン賢者の議定書】 いまも世界各地、特にネット空間でくすぶり続けている「ユダヤ陰謀論」。その原点となった一冊、『ユダヤ賢者の議定書』。後にナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人虐殺)を引き起こし、600万人以上の命を奪った世界で最も危険な偽書といえる。たかだか100ページほどの小冊子が多くの悲劇を招いたのだが、いったい、いつ、誰が世に出し、恐るべき流れを生み出したのか?
2024.8.23 【心霊スポット】腐って溶けた人形だらけ!島の所有者が不可解な死を遂げ、少女の霊がさまようメキシコの「人形島」【世界のヤバい島】 チェルノブイリ遊園地や青木ヶ原樹海と並んで、CNNが選んだ「世界七大禁足地」のひとつに数えられる不気味な島。腐りはて、焼けただれた不気味な人形が島中の木々に吊るされ、ユラユラと揺れている。何かしらの呪術の現場なのか、それとも何かの結界なのか? 地元でも「呪われた島」と噂が囁かれた通称「人形島」とはいったいどんな島なのだろうか?
2024.8.16 NHK大河「光る君へ」で再注目!藤原道長は「自信満々の権力亡者」ではなく、実は小心者でキレやすく、信心深いおじさんだった!?【歴史の偉人「通説のウラ側」】 NHK大河ドラマ「光る君へ」では、ヤバい父や兄たちに囲まれドロドロの権力闘争に巻き込まれていく藤原道長(演・柄本佑)。昔のイメージは「傲慢で権力大好きな太っちょ」でしたが、実は、調べてみるとすぐ感激して泣き出したり、部下にガミガミ小言を飛ばしたり、酔ってイキって放言したりと、どこにでもいるおじさんの一面も……。