第５話では、『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』で共演していたパク・ホサンとオ・ナラが実名で登場していた。
2人は植民地時代の京城(現在のソウル)を舞台にした作品で令嬢と車夫の役を演じ、濃密なラブロマンスを演じるはずだった。しかし、撮影中にことごとく対立して、撮影が遅延する深刻なトラブルを起こしていた。
そんな口喧嘩の最中には、一緒に『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』に出た話もセリフに入っていて、このドラマが大好きな身としては「ニヤリ」とさせられた。
それだけではない。メインキャストの1人のソ・ヒョヌは、『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』で、イ・ソンギュンが扮したパク・ドンフン（大手建設会社の部長）の部下であったソン課長を演じていた。
このときは出番が少なかった。それが『エージェントなお仕事』では主役級となり、俳優としての大出世をうかがわせる。
カメオ出演がパク・ホサンとオ・ナラで、メインキャストの1人がソ・ヒョヌ。まさに、傑作『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』を大いに思い出させてくれる『エージェントなお仕事』は、韓国ドラマが好きな人には応えられない作品になっている。
