■外柔内剛、パク・ボゴム自身の品格と清らかさが映し出された“清廉”世子
★『雲が描いた月明り』イ・ヨン（パク・ボゴム）
聡明でありながら、茶目っ気に溢れ、自由な魂と確固たる信念を抱く。『雲が描いた月明り』という作品がいまなお愛されている理由は、パク・ボゴム演じる世子ヨンの生き生きとした魅力に尽きる。
ラブコメディの“ツンデレ世子”として語られがちだが、それ以上に時代劇の世子としての魅力、深みは底知れない。ボゴム自身が持つ品格と清らかさが映し出されているためだろう。
親しい臣下に接するとき、心を許す友に見せる顔、守るべき妹たちに向ける慈しみの眼差し、貧しき民の前で見せる温かさ、はたまた腹に一物を抱く重臣たちに向けた手厳しい態度と、相手によってヨンが見せる様々な表情は、彼の立場や状況、心の内が伝わり、人として魅せられる。
威厳と孤独、重厚さと柔らかさの両面を体現し、“本物の世子”を感じさせた。パク・ボゴム自身もヨンについて、「表に出さなくても内には強さを秘めたキャラクターで、自分自身にも同じ用に外柔内剛な面がある」と語っている。
●作品情報
『雲が描いた月明り』［2016／全18話］出演：パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン、クァク・ドンヨン
Licensed by KBS Medea Ltd. © Love in Moonlight SPC All rights reserved
