ヒョンビンやソ・ジソブ、イ・ソジンなど、韓国トップ俳優たちが演じてきた朝鮮王朝時代の名君イ・サン(正祖)の若き姿を、1人の女性を愛した男としての側面から描いて大ヒットした王宮ロマンス『赤い袖先』。待望の日本地上波初放送が、9月1日よりテレビ東京でスタートした。
『赤い袖先』の主人公イ・サンを演じるのはジュノ(2PM)。1990年1月25日生まれで、2008年にK-POPグループ2PMのメンバーとしてデビュー。俳優としても才能を発揮する韓流“演技ドル”の最高峰に君臨するトップスターだ。
ジュノは除隊後の復帰作となった本作で、国を背負う王位継承者としてのカリスマ性と孤独、一途な愛を貫くロマンチストな姿を、凛とした佇まいと切ない眼差しで表現。その演技は高い評価を受け、韓国で最も権威のある百想芸術大賞TV部門の最優秀演技賞と人気賞の2冠に輝くなど、数々の賞を受賞した。
最新作となるNetflixシリーズ『キング・ザ・ランド』では、優雅さとカリスマ性を備えるも笑顔を嫌うツンデレ御曹司役をロマンチックに演じて、新たな王道ラブロマンスを生み出したジュノ。『赤い袖先』とはまた違った現代的な王様キャラだが、どちらの作品もジュノが放つ魅力のオーラにハマること間違いなしだ。
●『赤い袖先』ストーリー
幼い頃に父を亡くし、宮中で孤独に育った世孫(王の後継者)のイ・サン(ジュノ/2PM)は、ある夜、宮女ソン・ドギム(イ・セヨン)の機転で窮地を救われた。数年後、サンは東宮の書庫で働くドギムと再会。しかし、司書と勘違いされてしまう。世孫とは知らず無礼な態度のドギムに惹かれていくサン。2人は次第に距離を縮めていくが……。
■『赤い袖先』最大の見どころは、2PMジュノ演じるイ・サンの人間的魅力!
何といっても最注目は、圧倒的に主人公イ・サンの人間的魅力だ。王となるべくして生まれた威厳や品性を放ちつつ、“一生で一度の恋”にスポットを当てられ、そのロマンチックな面がダダ漏れ状態。ツンとデレが絶妙なさじ加減で行き来する、ジュノのロマンス演技の虜になってしまう。
自他に厳しいサンが、心を許した宮女ドギムの前では、思わず笑みがこぼれ、些細なことで嫉妬し、彼女の心が読めずにいらだち、激しく想いをぶつけるなど、恋する男の人間味あふれる姿を、緩急こまやかに表し、観る者の心をくすぐってくる。