Netflix配信のペ・スジ最新主演作『イ・ドゥナ!』が注目を集めている。ヒョンビン×ソン・イェジンの超大ヒット作『愛の不時着』や、イ・ジョンソク×イ・ナヨン主演『ロマンスは別冊付録』、パク・ソジュンがブレイクしたオム・ジョンファ主演『魔女の恋愛』など、数々の恋愛ヒット作を生み出したイ・ジョンヒョが演出を手掛ける、若者たちの瑞々しいラブロマンスだ。

 物語は大学生のイ・ウォンジュン(ヤン・セジョン)がシェアハウスに引っ越すところから始まる。そこには、ある事情で表舞台から退いた元K-POPアイドルのイ・ドゥナ(ペ・スジ)が住んでいた。最初はウォンジュンをストーカーだと勘違いしたドゥナだったが、徐々にウォンジュンの優しさに惹かれていく。

 そんなドゥナは、ウォンジュンのバイト先である遊園地に遊びに行く。ランチに誘っても「仕事が忙しい」と断るウォンジュンの気を引こうと、アトラクションに乗りながら叫ぶドゥナの行動が、とても可愛い。

■Netflix『イ・ドゥナ!』ロケ地の遊園地がある仁川・月尾島、「月尾海列車」からの眺望は絶景!

『イ・ドゥナ!』の印象的な遊園地のシーンが撮影されたのは、仁川(インチョン)広域市にある「月尾(ウォルミ)テーマパーク」。約4千坪の敷地に様々なアトラクションがある。

 特に巨大なバイキングやDJの軽快なトークとともに円形の躯体が傾きながら高速回転するディスコパンパン、そして高さ115メートルの大観覧車は人気だ。

 月尾島はかつては本土から1キロほど離れた島だったが、1922年に本土との間に堤防が築かれ陸続きとなった。その後、入浴施設や別荘、海水プールなどが建てられた。また朝鮮戦争では、仁川上陸作戦による爆撃で大勢の被害者が出たという悲しい歴史もある。

 1970年代に海を埋め立て陸続きとなり、1980年代から海岸周辺に遊園地の建設が始まった。現在では仁川の人気観光スポットのひとつとなっている。

 2019年には月尾島を周遊する2両編成のモノレール「月尾海列車」が開通した。地下鉄1号線仁川駅の隣にある月尾海駅を発車、島内の3つの駅を経由して月尾海駅に戻る。1周6.1キロを約42分で運行する。

 地上7メートルから最高18メートルの高さから、月尾島の景観はもちろん、仁川内港や本土と空港がある永宗島(ヨンジョンド)を結ぶ仁川大橋まで眺めることができる。

月尾島を周遊する2両編成のモノレール「月尾海列車」
月尾海列車の車窓から眺める秋の月尾島

 最大の見所は、仁川内港7埠頭に建つ巨大サイロ壁画。16棟並んでいる穀物サイロを16冊の本に見立てた壁画が描かれている。2018年に「世界一巨大な野外壁画」としてギネスブックにも登録されたそうだ。

16冊の本に見立てた壁画が描かれた巨大な穀物サイロは「世界一巨大な野外壁画」としてギネスブックにも登録された