ビョン・ウソク(ピョン・ウソク)初主演『ソンジェ背負って走れ』が、世界規模で話題沸騰中だ。
30代と遅咲きながら、心の機微を見事に表現する抜群の演技力に加え、甘いマスクと長身のビョン・ウソクに沼落ちしてしまったファンが急増している。本作は、日本ではU-NEXTにて見放題独占配信中だ。(以下、一部ネタバレを含みます)
■ビョン・ウソク主演『ソンジェ背負って走れ』あらすじと見どころ
●『ソンジェ背負って走れ』ストーリー
不慮の事故で大けがを負ったイム・ソル(キム・へユン)は、61年ぶりに皆既日食が起こった日、病院のベッドの上で人生に絶望していた。
そんなソルの携帯に、ラジオ出演中の新人バンドのボーカル、リュ・ソンジェ(ビョン・ウソク)から電話がかかってくる。神経を逆なでする質問に怒りをぶつけるソルだったが、ソンジェからの温かい言葉に生きる希望を見いだし、一瞬にしてソンジェの大ファンになる。
それから14年後の1月1日0時、ソルはニュースでソンジェの訃報を知る。ショックを受けたソルだったが、あることがきっかけで突然15年前の高校時代に戻り、そこでソンジェと出会う。
未来を知る自分ならソンジェの運命を変えることができるに違いないと考えたソルは、ソンジェの命を守るために必死に画策する。果たしてソルは、ソンジェを救うことができるのか……。
タイムスリップを題材とする韓国ドラマや映画は数多くあるが、「推しの命を救う」というテーマが斬新だ。自分を犠牲にしてでもソンジェの命を守ろうと、運命と戦うソルの一途さが愛おしい。
ソルが未来のことを話そうとすると、時が止まり相手に伝えることができなかったり、未来のことをメモ書きすると、すぐに消えてしまったりするという点が新鮮だ。
10代~30代のツンデレ男子を見事に演じたビョン・ウソクは、歌唱力でも大きく評価され、このドラマで大ブレイクしたのもうなずける。特にソルに甘えるシーンやコミカルな演技が、『ドクタースランプ』のパク・ヒョンシク同様、女心をくすぐるのだ。