■『おつかれさま』の舞台、済州島・翰林のグルメ&観光スポット紹介

『おつかれさま』の劇中、エスンの母グァンネが、「翰林(ハルリム)に住む先輩海女から潜り方を習った」と話すシーンがある。

 翰林は、済州島の北西部にある港町だ。ここで水揚げされる巻貝のクボガイ(韓国語ではポマル)が入ったカルグクス(韓国式うどん)は、磯の香りを感じられる済州島ならではのグルメである。

済州島の北西部にある翰林港で水揚げされる巻貝クボガイ入りのポマルカルグクス

 翰林港から車で10分ほどの場所にある挟才(ヒョプチェ)海水浴場からは、コ・ヒョンジョンチョ・インソン主演のドラマ『春の日』のロケ地である飛楊島(ピヤンド)を臨むことができる。翰林港から飛楊島までは、フェリーで15分ほどの距離だ。

翰林港から車で約10分の挟才海水浴場から眺める飛楊島の北西部にある翰林港

 挟才海水浴場の向かい側にある翰林公園は、10万坪の荒れた砂地を耕し、ヤシの木を植樹し造成した私立公園で、四季折々の花々を楽しめる。公園内には、2つの天然洞窟や、済州島の伝統的な藁葺き屋根の家屋を移築した財巌(チェアム)民俗村もあり、見ごたえたっぷりである。

●済州島へのアクセス

成田空港、関西国際空港から直行便が就航