■『いつかは賢いレジデント生活』の舞台、ユルジェ病院のあるソウル・鍾路とは？
『いつかは賢いレジデント生活』の舞台となる病院名には、ソウル市の中心部にある「鍾路」という地名が付いている。
鍾路は、朝鮮王朝建国に伴い、漢陽（現・ソウル）に遷都して以来、行政や文化の中心地としての役割を担ってきたエリアだ。
北部には高級住宅地である平倉洞（ピョンチャンドン）があり、景福宮や昌徳宮といった文化遺産や、伝統家屋が保存された北村韓屋村もある。東部には、家内工業として縫製に従事する人々が集う昌信洞（チャンシンドン）もある。
鍾路という町名は、現在の鍾路１街に設置された都成門（トソンムン）の開閉時刻を知らせる鐘楼に由来しているという。
鍾路にある曹渓寺は1910年に大韓仏教曹渓宗の総本山として建てられた
