人気俳優パク・ボゴムが、去る11月28日から2日間にわたって香港・啓徳(カイタック)スタジアムで開催された音楽授賞式「2025 MAMA AWARDS」の初日ホスト(総合司会)を務めた。開催前に発生した高層マンション群の火災で多数の犠牲者を出した香港。パク・ボゴムは黒いスーツ姿で登場し、火災の被害にあった住民に深い哀悼の意を表した。
■パク・ボゴムが「2025 MAMA AWARDS」初日総合司会の大役、フィナーレでは韓服に身を包み“興奮”をアピール
パク・ボゴムは2017年に初めて「MAMA AWARDS」のホストを務めて以来、2018年、2019年、2022年、2023年、2024年も担当しており、今年が通算7回目のホスト就任となった。一時は開催が危ぶまれた今回の初日を任せられた彼は、ベテランらしい慎重さと判断力でフィナーレまで駆け抜けた。
ラストは韓服に衣装替えし、「UH-HEUNG」についてアピール。これは韓国語の表現で虎の鳴き声を表すと同時に、「楽しさ」「興奮」「盛り上がり」などを意味しており、「MAMA2025」のテーマに採用されている。パク・ボゴムは「今日、音楽を通じて分かち合った共感の瞬間が皆様への大きな慰めになったことを心より願っています」と語り初日を締めくくった。
2025年のパク・ボゴムといえば、歌手のIUとダブル主演したNetflix『おつかれさま』が世界190か国で配信されて大ヒット。済州島で生まれたエスン(IU)と無垢で一途なグァンシク(パク・ボゴム)の冒険に満ちた一生を描いた作品で、幾多の悲劇を乗り越えてたくましく生きていく2人の姿が感動を呼んだ。
「MAMA」でのパク・ボゴムは、劇中のグァンシクを彷彿させる実直さが伝わる司会ぶりで詰めかけた観客の信頼を得たようだ。