■『トングン-呪いの宮-』寺院ロケ地は韓国最南端の海南郡「道卒庵」
『トングン-呪いの宮-』の序盤に、王が馴染みの僧侶に悪霊退治を頼みに山の上の寺院を訪ねる場面がある。この寺は全南光州統合特別市・海南(ヘナム)郡に実在する道卒庵(トソルアム)という庵である。
韓国南西部にある海南郡は、「陸地の果て」を意味する「タンクッ」という朝鮮半島最南端の地があることで有名だ。道卒庵は、統一新羅末期に義湘大師が創建したといわれている。
達摩山の西側に位置する美黄寺(ミファンサ)を創建した義照和尚をはじめ、大勢の僧侶がここで修業に励んだほど、歴史的に意義のある庵といわれている。現在の庵は2002年に復元されたものだ。
庵の駐車場から約800メートル、坂道と階段を15分ほど登ると、山の中にひっそり佇む道卒庵にたどり着く。庵が建つ達摩山の山頂からの景観が素晴らしく、日の出や夕景、海に浮かぶ島々や、運が良ければ雲海を眺めることができるという。
『トングン-呪いの宮-』で特別な力をもつグチョンの神秘的な存在感を際立たせる舞台として、この道卒庵が効果的に使われている。
●海南へのアクセス
釜山西部(沙上)バスターミナルから海南バスターミナルまで約5時間。