韓国も日本同様、ダイエットは多くの人の関心事だ。女性だけでなく、男性もちょっとした会話のなかにダイエット話がでてくるのが日本と少し違う。
韓国ドラマでも、ダイエットは話題を呼ぶ。ソ・イングクやチョン・イル、『コネクション』に出演したチソンなどの男性俳優がダイエットで話題になった。
昨年、韓国の中年男性の間で話題になったのが、BTSのプロデューサーであり、大手芸能事務所HYBEの議長パン・シヒョク氏だった。株の不正取引疑惑で頻繁にテレビのニュースに登場していた。彼は体重が100キロを超える肥満体だったが、テレビに映った姿がすっきりしている。ネットでは、40キロの減量に成功したことが伝わった。痩せた理由は肥満症治療薬だった。投薬治療すると、食欲が抑えられ、脂肪分解が促進されるという話だった。
周囲の韓国人男性の間では、株の不正取引疑惑などそっちのけで、その治療薬談義に花が咲いた。知人のひとりは、実際に薬の投与をはじめようとしたほどだ。
彼らも猛暑のピンス太りの解消を願い、9月に入り低糖に走っていた気がする。
運ばれてきた「低糖はちみつ梨XOヤクルト」を啜ってみた。酸味があってすっきりした味わいだ。ほのかに梨の味もする。しかし低糖のせいか、なにか物足りない。知人にも飲んでもらった。彼も複雑な表情だった。
「低糖……これで我慢しろってことですか。私の頼んだトマトスムージーのほうがしっくりきますね」
多くの韓国人が、低糖で我慢する秋を迎えているということか。

