●悪女5位/金介屎(キム・ゲシ)(?~1623年)
15代王・光海君(クァンヘグン)の信任を得て国政を裏で動かした。光海君の実兄と異母弟の殺害にも介入。大妃であった仁穆(インモク)王后の幽閉にも関与していた。1623年、光海君が廃位された際、金介屎は捕らえられて斬首にされた。
●悪女4位/張緑水(チャン・ノクス)(?~1506年)
「暴君」と称された10代王・燕山君(ヨンサングン)の側室だった。強欲な性格で、国庫を浪費して、暴政を助長していた。あまりに横暴な態度が多く、周囲から軽蔑されていた。1506年に燕山君がクーデターで廃位になると、張緑水も斬首刑に処された。
●悪女3位/貴人・趙氏(クィイン・チョシ)(?~1652年)
16代王・仁祖(インジョ)の側室として権勢をふるった。仲が悪かった昭顕(ソヒョン)世子を毒殺した疑いが濃い。さらに、昭顕世子の妻の死罪にも関与していたと言われている。宮廷を常に恐怖に陥れる存在だったが、17代王・孝宗(ヒョジョン)の統治時代に死罪となっている。
●悪女2位/貞純王后(チョンスンワンフ)(1745~1805年)
21代王・英祖(ヨンジョ)の二番目の正室だが、思悼(サド)世子の餓死事件にも関わっていた。そのことを熟知した22代王・正祖(チョンジョ)は、常に貞純王后を警戒した。1800年、正祖が急死したとき、貞純王后による毒殺説が宮廷を騒がせた。その後、彼女は摂政となり、悪政を繰り返した。
●悪女1位/文定王后(ムンジョンワンフ)(1501~1565年)
11代王・中宗(チュンジョン)の三番目の正室。実子を王位に就かせるため、12代王・仁宗(インジョン)の毒殺を主導した疑いが強い。その実子である13代王・明宗(ミョンジョン)が即位すると、権力を掌握して身内を重用し、王朝を私物化した。その悪政はあまりにひどく、歴代の悪女の中でも文句なしのワーストだ。