釜山・慶州を巡る3泊4日のツアー初日は、金海空港から海雲台に移動するバスの窓から変貌する釜山を眺め、パラダイスホテル釜山にチェックインし、標高410メートル超のBUSAN X the SKYのレストランで夕食。広安里のショッピングモールを見学した後、海雲台伝統市場で生ビールのジョッキを乾した。
2日目の朝は海雲台観光のハイライトともいえるブルーラインパーク(観光列車)体験からスタートだ。
■観光列車、海雲台ブルーラインパークで童心に帰る
ソン・ヘギョとチャン・ギヨン主演ドラマ『今、別れの途中です』の最終回に登場した観光列車、海雲台ブルーラインパーク。ドラマでは可愛らしいアクティビティにし見えなかったが、なにごとも体験してみないとわからない。
復路のスカイカプセルは4人乗りだった。ホスト役の韓国人女性以外は私を含めみなアラカンと思われるメンバーだったが、少々はしゃぎ気味で写真を撮っているうちに30分はあっという間に過ぎた。
車窓風景がすばらしいのはもちろんだが、すれ違う車両の中でドラマさながらのラブシーンを展開するカップルや、絵に描いたように幸せそうな家族連れの笑顔が眩しい。こっちまで楽しい気分になる。
韓国と関わるようになって34年になるが、韓国の人の喜怒哀楽の表現は総じて日本の人より激しく豊かだ。感情表現にメリハリがあったほうが人生は楽しそう。韓国の最大の観光資源は韓国人だと思うのはこんなときだ。