『冬のソナタ』のペ・ヨンジュン×チェ・ジウから始まり、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のコン・ユ×キム・ゴウンや『愛の不時着』のヒョンビン×ソン・イェジン、昨年でいえば、『涙の女王』のキム・スヒョン×キム・ジウォンや『ソンジェ背負って走れ』のビョン・ウソク×キム・ヘユンなど、ヒット作には最高のカップルが不可欠だ。
そこで、2025年の待機作(現地放送中の作品含む)の中から、「この2人はハマりそう!」と思われる高期待値カップル10組・10作品を紹介したい。(記事全2回のうち前編)
■『わたしの完璧な秘書』ハン・ジミン×イ・ジュニョク
韓国で2025年1月3日よりスタートし、今もっともホットなドラマとして話題を呼んでいる本作。日本でも2月1日よりLeminoで配信が始まったが、例えていうなら、『キム秘書はいったい、なぜ?』男女逆転版。ハン・ジミン演じる完璧すぎる会社代表ジユンが、イ・ジュニョク演じる、あらゆるところに気が回る最強秘書ウノ(しかも年下男子!)に惚れてしまい、なんだかんだとリードしていく様が実に良い。
ウノは7歳の娘を持つシングルファーザーだが、『ある春の夜に』といい、ハン・ジミンは子育て男子と相性がいいのか。
お顔がよすぎるあまり冷酷キャラのオファーが多いイ・ジュニョクだが、大人ロマンスもこんなにハマる!と甘く愛らしい姿で魅せてくれる。
ちなみに、ハン・ジミンは『まぶしくて』の制作チームと再び組む『天国より美しい』(JTBCにて4月放送開始予定)が控えており、こちらではソン・ソックと共演。演出が『まぶしくて』『ヒップタッチの女王』『私の解放日誌』のキム・ソクユンであるも含め、ハン・ジミン×ソン・ソックそれぞれの良さが引き出されそう。
●『わたしの完璧な秘書』Leminoにて日本初独占配信中(毎週土曜・日曜 0:00~最新話配信予定)
■Netflixシリーズ『恋するムービー』チェ・ウシク×パク・ボヨン
Netflixシリーズ『その年、私たちは』ではチェ・ウシク×キム・ダミという神ドラカップルを送り出した、同作の脚本家イ・ナウンとチェ・ウシクが再タッグ。演出が『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』『スタートアップ: 夢の扉』のオ・チュンファン監督で、“恋する男”チェ・ウシクが再び世に放たれる。
しかも、ヒロインは愛らしさと演技力を併せ持つパク・ボヨン。チェ・ウシクが、パク・ヒョンシク(『力の強い女 ト・ボンスン』)、ソ・イングク(『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』)に続く“パク・ボヨンの男”になるか注目だ。
ストーリーは、筋金入りの映画オタク(チェ・ウシク)と映画監督の卵(パク・ボヨン)として出会った男女が、のちに映画評論家と映画監督となって再会し繰り広げていく青春ロマンスで、『その年〜』を思わせる展開。
サブカップルとして、自称天才、現実は無名の作曲家(イ・ジュニョン)と、シナリオ作家になって返ってきたその元カノ(チョン・ソニ)の恋物語もあり、こちらのカップルも密かに楽しみ。
ちなみに、パク・ボヨンは『ユミの細胞たち』で世の女性たちを虜にしたパク・ジニョン(GOT7)との共演作『未知のソウル』も待機(tvNで5月放送予定)。こちらのケミストリーもかなり期待できそう。
●Netflixシリーズ『恋するムービー』2月14日(金)より独占配信