揚げ物(ティギム)を出す店に行けば、たいていシイタケの天ぷらに出合える。ジョン(チヂミ)の店に行けばシイタケに衣を付けてフライパンで揚げ焼きしたものでマッコリが飲めるだろう。

 マッコリといえば、2009年の韓国で爆発的なブームが起きる前、マツタケの名産地、江原道の襄陽(ヤンヤン)郡の醸造場でマツタケフレーバーのマッコリに出合ったことがある。

 このマツタケの例のように、ブーム以降、全国でカボチャやニンニク、トマト、五味子、高麗人参など各地の特産物を生かしたマッコリが多く誕生した。マツタケ・マッコリはその先駆けのひとつだった。

シイタケのチヂミ(ピョゴボソッジョン)
江原道襄陽郡の醸造場を取材中の筆者。左がマツタケエキス入りマッコリ

 韓国ではキノコや山菜を食べるとき、「山の気をいただく」と言ったりする。日本のみなさんも江原道や慶尚北道、全羅北道に行く機会があったら山菜料理の店でキノコを贅沢に使った料理を味わってみてほしい。

全羅北道の山菜料理店で食べたキノコ鍋(ポソッジョンゴル)

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