パク・ウンビンが主演して世界的に大ヒットした『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本リメイク版『南田南弁護士は天才肌』(主演/芦田愛菜)が、10月19日からカンテレ・フジテレビ系とNetflixで始まる。今回はオリジナル版の韓国ドラマで描かれた重要な人間関係を大きく取り上げてみよう。(以下、ネタバレを含みます)

■『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』後半の見どころ、娘ウ・ヨンウの成長だけを生きがいとしてきた父親が放つエネルギーが凄まじい

 傑作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』では毎回繰り広げられる法廷闘争の場面が鮮やかで見事であったが、後半になるにつれて、主人公ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)の出自にまつわる親世代の愛憎劇も濃密になっていった。

 そこで回顧されるのは、韓国最高峰のソウル大学で青春を過ごしながら法曹界の頂点を目指した3人の若者たちだ。

 その3人とは、因果の果てに、有望な未来を捨てて、自閉スペクトラム症の娘ヨンウの養育に人生を捧げる父親ウ・グァンホ(チョン・ベス)。法務法人ハンバダを国内トップクラスへと押し上げた、代表ハン・ソニョン(ペク・ジウォン)。そして、業界最大手であるテサン法律事務所を牽引する絶対的エースのテ・スミ(チン・ギョン)となっていた。

 現在では立場が違う3人が抱える数十年来の秘密と野心は、物語の進行とともに、不気味な地鳴りを響かせていく。

 特に、中盤まで巧妙に伏せられてきた「主人公(ウ・ヨンウ)を産んだ実の母親は……」という衝撃的な真実が、後半で白日の下に晒されるのだ。このエピソードが放つ引力は強烈だった。

Netflix『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』独占配信中