■釜山の旧市街へ

　バスは釜山港大橋、南港大橋を渡って、釜山旧市街に向かう。最後のアクティビティは海雲台や広安里の観光開発が進む前まで釜山のメインビーチだった松島海水浴場にできた海上ケーブルカー体験だ。慶州の普門湖でノスタルジックな気分に浸っていたが、再びキラキラ韓国の世界に引き戻された。

　ツアーから1カ月近く経つが、日本でもどういうわけか朝5時に目が覚める。新しい釜山、そして変わらぬ慶州の古墳群から受けた刺激は小さくなかったようだ。愛犬とともに近所の林を歩きながら、今も旅の余韻にひたっている。

松島スカイパーク側から松島ベイステーションに向かう松島海上ケーブルカーの車内
松島海上ケーブルカーはエアクルーズとクリスタルクルーズの2タイプから好きなほうを選ぶ。クリスタルクルーズは床が透明！　片道料金はエアクルーズ（一般）が13,000ウォン。クリスタルクルーズが17,000ウォン。利用時間は金土日が9時～21時、月～木が9時～20時
松島海上ケーブルカー体験後、金海空港へ向かうバスの中で提供されたサンドウィッチ。具だくさんで、とくに野菜の多さに韓国を感じた

取材協力：韓国観光公社

『美味しい韓国ほろ酔い紀行』
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『港町、ほろ酔い散歩 釜山の人情食堂』
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