2023年も残すところわずかとなってきた。今年もたくさんの韓国ドラマを楽しみながら、そのロケ地を訪問したりご当地グルメを楽しんだりした。
2023年に韓国の地方へ足を延ばし味わったグルメの中で、特に心に残る激推しの「ご当地グルメ」を紹介しよう。
■忠清南道・安眠島(アンミョンド)の「ケグッチ」(ワタリガニとキムチの鍋)
無類の食通でグルメブロガーのク・デヨン(ユン・ドゥジュン)が、うんちくを語りながら美味しい韓国料理を紹介する『ゴハン行こうよ』シリーズ。
「ケグッチ」は、シーズン2の第5話で紹介された鍋料理だ。
コッケジャン(ワタリガニの醤油漬け)を食べた後に残る漬け込み液をユクス(スープ)に加え、ワタリガニと浅漬けの白菜キムチを煮込んだ韓国南西部の忠清南道・泰安(テアン)半島の郷土料理。
煮込まれたスープからは、濃厚なカニの香りと風味を感じられる。殻の中にギュッと身が詰まっているワタリガニは食べ応えがある。浅漬けキムチの程よい酸味が、カニの甘みを引き立ててくれる。
●泰安郡・安眠島へのアクセス
ソウルセントラルバスターミナルから安眠バスターミナルまで約2時間20分。