■韓国の焼肉はルールにとらわれず豪快に!
「韓国では焼肉を食べる順番はありますか?」
馬場洞の肉持ち込み可の食堂で三吉彩花がソン・シギョンに聞いた言葉は、日本では脂が少ないので網を汚さず、さっぱり食べられる牛タンから始めることがマナーというか「通」のように認識されるようになっているからだろう。
日本と比べると韓国にはこうしなければならないというような食のルールは少ない。また、馬場洞の精肉市場だったからたまたま牛タンがあったが、韓国では一般の焼肉店で牛タンを出す店はまだ少ない。
肉を食べるということは野趣のある楽しみなので、気取らず豪快に食べてこそだと筆者は思っている。
パグ・ボゴムとIU主演ドラマ『おつかれさま』第2話の終盤にも名前が出てきたが、韓国には日本統治下の金堤(全羅北道)出身の武道家チェ・ペダルがいる。その伝説は、『ムービング』のカン・ドングン主演で『風のファイター』という映画になったこともある。そう、チェ・ペダルとは日本の極真空手の創始者、大山倍達のことだ。
大山は日本の焼肉店で牛肉のさまざまな部位を頼むと、それらをまとめて一気に焼いて食べるのが好きだったそうだ。武道家らしい豪快なエピソードである。
●配信情報
Netflix『隣の国のグルメイト』独占配信中
出演:ソン・シギョン、三吉彩花