●『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年)
主人公ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)は法務法人ハンバダの新人弁護士。空気を読むことは苦手だが、クジラのことは異様に詳しい。そんな特異なキャラのヨンウは、抜群の記憶力と稀有なひらめきで、依頼人を有利な状況に導いていく。そうした展開を1話完結方式(2話のときもある)でスリリングに描いていくのが『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の真骨頂である。
特に、どんでん返しを用意したストーリーが秀逸で、シナリオの出来が本当に素晴らしい。さらに、ウ・ヨンウを囲む法務法人の人間関係が温かい。上司や同僚の人間味あふれる性格がヨンウを助けていく。その展開がとても心強い。
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韓流ガイドブック『韓国ドラマ究極ベスト選 史上最高の韓流傑作は何か』では、この3作品のほかにも「人生を変えてくれるドラマ」を厳選して紹介している。次に見るべきドラマ、評判を聞いて気になっているけどまだ見てない作品など、究極の名作に出合うきっかけになるはずだ。
●書籍情報
『韓国ドラマ究極ベスト選 史上最高の韓流傑作は何か』
著者:康 熙奉(カン・ヒボン) 発行:双葉社

