人気バラード歌手のソン・シギョンと、『孤独のグルメ』の松重豊が日韓のグルメ店を紹介するNetflixバラエティ『隣の国のグルメイト』。韓国編の第一弾(7話)でソン・シギョンが選んだテジカルビの店は、ソウル駅から地下鉄で6駅、所要15分のところにある永登浦(ヨンドゥンポ)という街にあった。ここ数年で、日本の旅行者にも認知されるようになってきたこの街の楽しみ方を解説しよう。
■『隣の国のグルメイト』7話に登場した永登浦、洗練されたスポットからディープゾーンまで楽しめる街
今の永登浦では、駅北側にある洗練されたタイムズスクエアでのショッピングや巨大シネコンでの映画鑑賞が楽しめる。
永登浦市場駅近くにある伝統市場では、かつてのアジア的な猥雑さを感じることもできる。その周辺には、Netflixドラマ『おつかれさま』では糾弾されていた社交ダンス場からポンチャックの音が漏れてくる。
線路沿いにはドヤ街や色街が残っていて、韓国の苦難の時代を偲ぶこともできる。また、永登浦駅の南側では日本時代のビール工場跡を確認して、往時に思いを馳せることもできる。


