韓国を旅行する日本人の大半が首都ソウルを訪れるが、韓国ドラマ&映画の撮影地やK-POPのコンサート会場など、韓流エンターテイメントが楽しめる韓国第二の都市・釜山にも注目が集まっている。
今回は、初めて釜山に行く人のために、宿泊施設や観光名所が集まっている南浦洞(ナムポドン)、海雲台(ヘウンデ)、西面(ソミョン)の3エリアを紹介しよう。
■南浦洞(ナムポドン)/港町釜山の歴史散策ならここ!
朝鮮半島の東南端に位置する釜山市の南港に面した南浦洞エリア。
海産物の集産地として知られるチャガルチ市場や、ホットックで有名なBIFF広場がある。日本時代に作られた影島大橋の跳ね橋もこのエリアで観られる。
国際市場や富平カントン市場、釜山タワー、釜山近代歴史館は徒歩圏内。KTX釜山駅や日本と国際航路で結ばれている釜山港国際旅客ターミナルは地下鉄で2駅だ。
パク・ヒョンシク&パク・シネ主演『ドクタースランプ』のハヌル一家の故郷・多大浦(タデポ)。映画『悪いやつら』『弁護人』の撮影地・影島のヒンヨウル文化村。ユ・アイン&チョン・ユミ主演映画『カンチョリ おかんがくれた明日』に登場した山腹道路。カラフルなタルトンネ・甘川文化村。松島の海上ケーブルカー乗り場などへのアクセスも南浦洞が起点になる。
港町釜山の歴史や釜山庶民の息吹を感じたいなら、南浦洞とその周辺に泊まらない手はないだろう。
■海雲台(ヘウンデ)/釜山の新しい顔
海雲台は釜山市の南東に位置する有名なビーチリゾート。ソン・ヘギョ&チャン・ギヨン主演『今、別れの途中です』に登場した超高層タワー「BUSAN X the SKY」や、海岸沿いを走る観光列車「海雲台ブルーラインパーク」などの人気で、今や釜山の新たな顔と言ってもいいエリア。
ソル・ギョング&ハ・ジウォン主演映画『TSUNAMI-ツナミ-』(原題=海雲台)はここが舞台だ。
若者に人気のビーチリゾート広安里は地下鉄で5、6駅。チョン・ヘイン&ク・ギョファン主演『D.P. -脱走兵追跡官-』3話や、『ドクタースランプ』14話に登場した広安大橋の夜景も楽しめる。
カニで有名な機張市場や『マイネーム: 偽りと復讐』(ハン・ソヒ、パク・ヒスン、アン・ボヒョン、キム・サンホ出演)4話に登場した景勝地・海東龍宮寺へのアクセスも海雲台が起点になる。
絶景&ヒーリング優先なら、海雲台の海沿いに泊まるのもいいだろう。